Augmented Piano は、多彩なサウンドデザインを可能にした特別なピアノ音源です。1909 年製の美しい Pleyel グランドピアノをベースに様々なプリパレーションを施し、丁寧に収録しました。ピアノを弓、ピック、あるいは指で弾いた音で演奏したい...これらのサウンドを重ね、アタックやディケイをずらした音色の構築...さあ、Augmented Piano とともに始めましょう !
アプローチ
Augmented Piano は、ピアノをベースにした多彩な音色、響きをデザインできるクリエイティブなインストゥルメントです。新鮮で刺激的なサウンドとともに、新しい音色の創作と探求方法、表現力と可能性をお届けします。
サスティンの効いたサウンドからパーカッシブな響き、従来の音色から未知のバイブまで、Augmented Piano はアコースティック楽器を用いたサウンドデザインの極みです。1909 年製の Pleyel グランドピアノによる 24 のプリパレーションは、すべて3マイクで収録され、それぞれのソースを独立して扱うことが可能です。収録し使用されたマイクロフォンは、その魅力を最大限に引き出すために、Royer のステレオリボンマイク、ステレオペアマッチングされた BK のコンデンサーマイクとモノラルの PZM が用いられました。
プリパレーションのマイクソースごとの収録は、マルチベロシティとラウンドロビンをサスティンとリリースパートのそれぞれに実施され、合計で 23,000 を超えるサンプルが用意されました。そして細心な編集とプログラミングによって、ディテールと適度の容量、演奏の自然さのバランスに優れたピアノ音源として Augmented Piano は完成しました。