80年代ファンキーアナログシンセの再来
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80年代ファンキーアナログシンセの再来
大胆で印象的なデザインのRhodes Chromaは1982年に発売された16ボイスのアナログシンセサイザーです。これは世界で最初にマイクロプロセッサーを使用したアナログシンセサイザーの1つで、2600やOdysseeyで有名なARPが1981年にCBSに売却する前に手掛けた最後のキーボードでもあります
Chromaは1オシレーター/16ボイスまたは2オシレーター/8ボイスモードを持ち、80年代で流行したボタンをたくさん並べたスタイルのプログラムデザインが採用されています。そのため、操作性はあまりいいものとはいえません。それでもその豊かなサウンドは、耳障りな部分がなく、洗煉されたものでした。
特にベース、ストリングス、ファンキーピアノやプラック系のサウンドは特筆すべきものがあります。Chromaに続いて誕生したのがPolarisで、1984年に6ボイスのシンセサイザーとしてリリースされました。
Polarisは操作パネルをさらに簡素化されましたが、プログラムメモリの領域は増加され、MIDI対応によりフルプログラミングと複数のパッチが同時に扱えるようになりました。
そしてChromaと同様、Polarisの発するアナログサウンドは厚みがあり、素晴らしいベースとブラス、ストリングスなどで絶大な威力を発揮します。さらにシンクパラメーターによりSynthex/Rendez-vous'esqueサウンドも可能になりました。
これらのシンセサイザーの実機を目にする機会は日を追って少なくなりましたが、そのサウンドは目を見張るものがあり、高い価値があります。そしてARPデザインによる豊かで温もりあるアナログ感が期待できます。
Kroma 1.5ではKromaとPolarXの2つのインスゥルメントが用意され、いずれも実機を用いたカスタムデザインのプリセット音色が用意されています。アルペジオ、ベース、ベル、ブラス、効果音、リード、パッド、ストリングス、スイープサウンドがその魅力を引き立てます。さらに実機から発した基礎的なシンセ波形も収録をしましたので、洗煉されたシンセパラメーター、強力なアルペジエーター、ステップシーケンサーとLFO、スタジオクォリティのエフェクトとともに新たな音色デザインも可能です。豪勢なブラスサウンドから、厚みのあるファンキートーンまで、KromaとPolarXは、レアなクラシックシンセによる80'sアナログフレーバーをもたらします。
コンテツ情報
サイズ: | 3.35GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは6.96GB) |
コンテンツ: | 2インストゥルメント、353プリセット、8,955サンプル |
サンプル解像度: | 44.1 kHz (収録: 88.2 kHz) |
ライセンス: | 1ライセンスにつき、PC/iLokキー混在可能な3デバイスアクティベーション |
システム条件
互換性
対応フォーマット: | Audio Units、AAX、VST、スタンドアロン |
検証済みホスト: | Digital Performer 8以降、Pro Tools 11以降、Logic 9以降、Cubase 7以降、Nuendo 6以降、Ableton Live 8以降、Studio One 2以降、Garage Band 6、Maschine 1 & 2、Tracktion 4以降、Vienna Ensemble 5、Reaper 4以降、Sonar X3、Main Stage 3、FL Studio、Bitwig 1+、Reason 9.5+、MuLab 5.5以降 |