「CanOpener Studioは、ヘッドフォンをモニタースピーカーに生まれ変わらせることができる」
~Damon Kurkowski,、Pitchfork(アメリカの音楽メディア評)
特徴
・Goodhertz クロスフィードアルゴリズムを採用。
・弊社「Tone Control」のBaaxandallトレブル、ベースイコライザーを採用。
・さまざまなモニター環境を用意:モノラル、LRの逆転、極性の変更、Dim(ディム)、バランスなど。
・ソフトスタート:緩やかに再生を開始するため、突然、大音量で鳴るのを防ぐ。
ヘッドフォンの問題点とは?
適切な条件下では、ヘッドフォンは優れた、そして忠実度の高いモニターツールとなりますが、実際に適切な条件というのはなかなか満たされないため、ヘッドフォンを使用していると、不自然に聞こえ、耳障りで疲れやすいことが多いのです。
ヘッドフォンの主な問題は、ほとんどの音楽が、スピーカーを使って録音、ミックス、マスタリングされており、そのためスピーカーで再生されることを前提にそれらの作業が行われているということです。スピーカーでの再生とヘッドフォンの再生を比べてみると、ヘッドフォンで聞いた方がワイドに聞こえることがありますが、これはステレオ信号のうち、中心で鳴っている音が欠けてしまっているためにこのような聞こえ方になります。ヘッドフォンでは、客観化も難しくなります。たとえば、通常モノラルのサウンドは外部から入ってくるのとは対象的にリスナーの頭の中から聞こえてしまいます。同様に、ヘッドフォンは、不規則で誇張された不自然な周波数レスポンスカーブを持つように設計され、スピーカーを設置した部屋で発生する自然な低音成分がありません。
クロスフィード~味付けはより少なく
CanOpener Studioは、ヘッドフォンの欠点をできるだけ色付けしたり極端に直したりすることなく補正しています。特定のスタジオコントロールルームやラウドスピーカーの設定を、すべての欠点とともにエミュレートするというよりも、CanOpener Studioのクロスフィードアルゴリズムでは、理想化されているスピーカーや部屋をガイドとして、必要に応じてそれらをコントロールしているのです。
動作環境
Mac OS X 10.9 Windows7以降(すべて64bit)
Audio Unit 64-Bit (Macのみ)
AAX 64-Bit
VST/VST3