FL Studio にデモ版として、FL Studio に入っている低負荷ながら、多機能な加算式合成型シンセサイザーデモ曲にもよく使われていてお問い合わせの多い製品です!
加算型シンセサイザーはサイン波のハーモニクスからサウンドを合成しますが、これが逆に大きな制限になっていると感じるかもしれません。しかし、フーリエ変換理論では、すべての波形は無限にサイン波、ハーモニクスシリーズに分解できるということになっています。
このことから Morphine は、減算型シンセサイザーのサウンドの特徴である、矩形波、のこぎり波、サイン波も合成できるということになります。さらに素晴らしいことに、Morphine では、実際のサウンドにある複雑な構造をリアルタイムでハーモニックの「スナップショット」とスムーズなシリーズ補間により再現し、synthetic samples としてもっともベストなプログラムとして生成します。
この方法では、Morphine のプログラミングは、サンプラーの方法論と似ているので、サンプラーユーザーなら慣れていると感じるでしょう。そしてサンプラーと同じようにキーボード全体に音をアサインし、クロスフェードしたり、音を重ねたりブレンドしたりすることができます。
Morphine の世界へようこそ!
Morphineの特徴
Morphine は 4 ボイス(ジェネレーター)の加算型シンセサイザーで、ボイスあたり 128 ハーモニクスを搭載しています。
Morphine の「モーフ」パートは、これらの 4 つのボイスをユーザーのコントロールによってミックスしモーフィングすることができるアーキテクチャーを持っています。
サウンド(スペクトル)は、任意の入力サンプルや手動で描くスペクトラルの「スナップショット」のシリーズを補間することによって作成されます。Morphine の主な機能の詳細リストは以下の通りです。
●独立した 4 つのジェネレーター: ジェネレーターはキーボードゾーンの完全なセットです(独立したサウンドはキーボード全体にマッピングされます)。各キーボードゾーンは、独自のスペクトル(任意の長さのシンセ音)を持つことができます。
●ジェネレーターごとに無制限のキーボードゾーン: 各鍵盤には、独自のスペクトラムを保持するようプログラミングできます。
●スペクトル: サンプルを「シンセシス」します。スペクトルは、サンプルからリシンセシスするか、手動でプログラミングできます。
●リシンセシス: サンプルを自動的にスペクトラムに変換します。それはハーモニックスナップショットのシリーズ(ブレークポイント、と呼ばれます)であり、完全にユーザーがコントロールできます。
●ブレークポイント: ブレークポイントは、時間内の瞬間的なハーモニック「スナップショット」です。スペクトラムは、ブレークポイントのシリーズを補間して、サウンドを合成、または再合成します。
●ノイズジェネレーター: ノイズジェネレーターは、ファイナルパッチにピッチが異なるノイズを作るためにデザインされた特別なボイスです。音の精度とリアルさを向上させます。
モーフ/ミックス: 4 つのジェネレーターは、ユーザーが指定したエンベロープでモーフ/ミックスできます。モーフ/ミックスのエンベロープは時間またはテンポベースです。
●エフェクト: ポルタメント、ディストーション、コーラス、ステレオディレイ、リバーブ、8 バンドのグラフィックイコライザーが同時に使用できます