実機の質感と魅力を継承した7つの洗練されたオルガン音源
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Retro Organ Suiteは、およそ100年続くエレクトリックオルガンの遺産を受け継ぐソフトウェアオルガンコレクションで、非常に生々しいサウンドが特徴です。時は1900年代初頭、パイプオルガンの代替楽器として高度な専門知識を持ったグループが設計し、小さなメーカーによってエレクトリックオルガンは誕生しました。優雅さを保ちつつ、(パイプオルガンと比較して)低コストで可搬性に優れ、教会や上流階級家庭を中心に普及していきました。その後、ジャズアンサンブルの1つに取り込まれたことでオルガンは一般大衆に広がり、以降、20世紀中盤から現在にいたるまで、オルガンは様々な音楽ジャンルで欠かすことのできない楽器として知られるようになりました。その歴史の中で70年代後半の急激な技術革新が、この楽器の一般化に大きく貢献しています。しかしながらデジタル化されていく中で、この楽器の持つ優雅なサウンドの美しさ:木材による基礎的な機構や特別なアンプによる特徴が大きく削がれてしまいました。この理由によって、本物志向のレコーディングは時が止まってしまったかのように、未だに古い手法のままおこなわれています。
- Yammy C10:70’sコンボオルガンを追加
- ロータリーエフェクトを強化:最新世代のUVIの単体プラグインと同等の品質と再現性を確保
Retro Organ Suiteは、UVIが最も得意とする実機の持つ音色の魅力と質感の素晴らしさをそのまま継承することに主眼をおいた音源コレクションです。ベースとなる実機は、工場出荷時の状態にレストアされ、自然なサウンドキャラクターとレンジが同じになるように正確にサンプル収録していきました。収録に際して、オリジナルのスピーカー、ロータリースピーカーキャビネット、ビブラートサウンド、パーカッションサウンド、D.I.ボックスなど、実際のオルガン演奏やレコーディイングで用いられる設定や機材の組み合わせを思いつく限り総動員しています。そしてトップグレードのマイクロフォンと相性の良いプリアンプ、明瞭さと忠実さを得るために厳選された最高級のアウトボード機材も惜しみなく投入されています。そのため、完成された音源はどれも、伝統的なレコーディング手法によって得られたオルガンサウンドと寸分違わない忠実さと質感を持ち合わせます。
完成されたオルガンは、UVI Engine™によってハイブリッドインストゥルメントとして仕上げらています。業界最高峰の音質と柔軟さを誇るUVI Workstation / Falconの音源として扱うことで実機の持つ特徴と自然さを維持したまま、先進的なサウンドデザイン、最新のデジタルワークステーションでの作業に適した操作、利便性を可能にします。その可能性はエフェクトによる微細な味付けから強烈な効果までを実現し、60年代のイタリアンコンボオルガンによる歪んだビンテージリード、40年代ハモンドをベースにした温かみのあるパッドサウンドまで、オルガンという楽器の枠を超えた音色も自由自在です。つまりこのコレクションは、純粋にバリエーションが豊富なリアルオルガン音源としても、創作に新たなアイディアをもたらすシンセサイザーとしても最適です。そしてバージョン1.5では、ロータリースピーカーエミュレーションを強化し、既に単体発売していますRotaryと同等の忠実さと質感とバリーエーションが加わりました。つまり、v1.5ではハモンドに様々なモデルのレスリーキャビネットを改造なしで繋ぐことが可能になりました!
格段に豊かなオルガンサウンドが、FalconまたはUVI Workstationを通じて実現します。複数のパートにオルガンを立ち上げ、複数段の鍵盤とペダルを持つオルガンを構築することができます。それぞれのパートは音色設定はもちろん、キーレンジ設定も自由におこなえます。リードとバッキングで異なるオルガンを用いることも数ステップで実現します。例えば、上段はソロプレイ用にSuper VX、下段のバッキング演奏はHammer B、ペダルはGT2500で演奏することができます。設定はシンプルかつ直観的で、画面上すべてのコントロールパラメーターはMIDIラーン機能によってその場で割り当てることが可能です。この利便性と柔軟さはソフトウェア、そしてUVIならではの特徴と装備による賜物です。
Retro Organ Suiteは21世紀の音楽制作プラットフォームに実機の持つ流麗な音色と質感、そして魂をもたらすオルガンコレクションです。
誰もが認める史上で最もメジャーのトーンホイールオルガンとロータリースピーカーのセットアップを再現したインストゥルメントです。Hammer Bは1950年代のビンテージ ハモンド B3 と レスリーロータリースピーカーをベースにしています。この音源は直感的なデュルレイヤーシステムによって、レスリースピーカーの動き:ファーストとスローを切換えます。実機の持つ自然さ、ペダルサウンドの深み、歴史を継承する温かみと豊かさを持ち合わせます。
1979年製のKORG CX-3をベースにしたドローバーコントロールを持つインストゥルメントです。EX IIIには新しいハイクォリティ ロータリーキャビネットエミュレーション、ウェーブテーブルオシレーターなどUVI Engine™の最新技術が活かされています。膨大な即戦力プリセット、究極に素早いサウンドローディング、多彩なサウンドパラメーターなど、収録音源の中で最も多彩かつ柔軟性に優れ、細部までこだわってエディットする際に適しています。
1960年代の Vox Continental:トランジスターベースのコンボオルガンサウンド忠実に継承したインストゥルメントです。Super VXには音楽的なものから趣深いセッティングまで、選りすぐりのドローバー設定の音色が多数用意されています。このモデルを使用した名曲のサウンドをすぐに見つけることができることでしょう。またこの懐かしサウンドだけではなく、素晴らしい空気感を持つこのオルガンの音色を豊富なエディットパラメーターとエフェクトで、何ものでもないオリジナルサウンドを仕上げることも可能です。
1960年代にPhilips Philicordaによって生み出された最も小さなエレクトリックオルガンを継承したインストゥルメントです。Retrocordaはこの真空管ベースのオルガンの持つ暖かさ、滑らかさを実感できます。その特徴的な音色は楽曲に特徴的なビンテージサウンドの雰囲気をもたらす際に最適です。
Eminent Grand Theater 2500を継承したシアターオルガンサウンドを継承したインストゥルメントです。GT2500はクラシックストリングス(Solina string machinesの始祖)から壮大なオルガンスタック、パーカッションなど幅広い音色が用意されています。GT2500はそのサウンドを最初にソフトウェア化したインストゥルメントになります。追加で収録した音色にはオンボードエフェクトを活用してプログラミングした‘Orbital’風のスペイシーサウンドも含まれています。
5つのコンボオルガン(Farfisa Compact Duo、Combo Compact、Elka Classic、Phillips AG7500と Hammond M100)を継承したインストゥルメントです。Combo Kには当時では実現できなかった、実機には無い機能を多く装備します。またこれらのオルガンの収録時に、予想できなかったイカしたサウンドや趣深い音色を数多く見つけることができました。これらのサンプルはすべて収めることにしました。そのため Combo Kにはそそるサウンドが多数用意されています。もちろんサウンドカスタマイズもおもむくままに徹底的におこなうことができます。
1970年生まれのYamaha
YC10(ファクトリーブルーバージョン)をベースにしたコンボオルガンです。Yammy
C10はステージで存在感を放った実機の質感を継承し、ほぼ全てのサウンドコンフィグレーションを忠実に再現します。詳細にサンプリングされたそのサウンドはUVIの誇るRotaryエフェクトとの組み合わせでさらなる異彩を放ちます。Yammy
C10は表現に優れたオーガニックサウンドのするオルガンです。
コンテンツ情報
サイズ: | 4.7GB (7.4GB容量の内容を最適化) |
コンテンツ: | 7インストゥルメント、306 音色、23,613 サンプル |
サンプル解像度: | 44.1 kHz、サンプル収録 96 kHz |
ライセンス: | 1ライセンスにつき、PC/iLokキー混在可能な3デバイスアクティベーション |
システム条件
互換性
対応フォーマット: | Audio Units、AAX、VST、スタンドアロン |
検証済みホスト: | Digital Performer 8以降、Pro Tools 11以降、Logic Pro X以降、Cubase 7以降、Nuendo 6以降、Ableton Live 8以降、Studio One 2以降、Garage Band 6、Maschine 1 & 2、Tracktion 4以降、Vienna Ensemble 5、Reaper 4以降、Sonar X3、Main Stage 3、FL Studio、Bitwig 1+、Reason 9.5+、MuLab 5.5以降 |
マニュアル
>> Retro Organ Suite ユーザーガイド
>> サウンドバンク インストールガイド