Console 1専用アドオン
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Console 1オーナーへのオプションであるSolid State Logic XL 9000 Kは、Console 1に付属するSolid State Logic 4000 Eとは異なるサウンドを提供します。
また、XL 9000 Kにはディストーションが内蔵されていないことから、SoftubeのチャンネルにはSSLの有名なVHD(Variable Harmonic Drive)回路も搭載しました。
Solid State LogicのSL 4000 Eは、その少々粗く先進的なサウンドで、ポップスとロックのための優れたコンソールとして広く知られています。
一方、Solid State Logic XL 9000 Kの回路設計は、極端な帯域幅、最小限の位相シフト、非常に少ない歪みを実現させます。
これによって、XL 9000 KはヒップホップとR&B向けの世界で最も人気の高いアナログ・コンソールのひとつとなりました。
ソリッドで奥深いロー・エンドと広範な高域は、先進的で大きく幅の広いサウンドを得るために効果的であり、クラシックとアコースティックのオーディオ愛好家向けのレコーディングにも愛用されています。
XL 9000 Kは非常にクリーンなコンソールです。さらに、歪みをクリエイティブに使うというオプションのために、Solid State LogicのVHD(Variable Harmonic Drive)回路のモデルが追加されています。
これはDualityシリーズ・コンソールの一部であり、アルファ・チャンネル・プリアンプです。
Console 1のDriveノブは歪みの量を決めます。Characterノブは、アナログ版と同様、追加する歪みを2次歪み(真空管寄り)から3次歪み(トランジスタ寄り)、またはこの中間に変化させます。
さらに、XL 9000 K for Console 1のShapeセクションには完全に制御できるゲート・ユニットがあり、PunchノブとSustainノブでRangeレベルとHoldレベルを操作できます。
これによって、迅速なワークフローが優先されたSL 4000 Eモデルよりも、個別の操作がしやすくなっています。
コンプレッサーはPeakモードとRMSモードとの切り替えができ、広範なオプションをもたらします。
イコライザーはクリーンで滑らか、自然です。
初代の9000シリーズ・コンソールは1990年代半ばにリリースされ、アナログ回路設計の画期的な発明となりました。
信号の完全な整合性と歪みの少なさを保つため、音響経路にはコンデンサーがまったく使われていません。
2002年にリリースされたXL 9000 Kは9000シリーズの最新作であり、最も発達をとげているバージョンです。
このバージョンはピーター・ガブリエルのRealWorld Studios、ワイクリフ・ジョンとジェリー・ワンダのPlatinum Soundの基幹システムとなっています。
なお、マイケル・ブラウアーがElectric Lady Studiosで使っているのはもう少し前の9000 Jです。