マルチなハーモニック・シェイパー
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シェープ、スカルプト&サチュレートをHiFiで
Overstayer創業者ジェフ・トゥルゾ氏とのパートナーシップの元、ハーモニック・シェイパー・プロセッサーM-A-Sを世界初のネイティブ・プラグイン化!
エネルギッシュかつ統一性のあるミックスをクリエイトするDualモードと2NDモードを搭載し、エンファシスはClassic M-A-S/Low Bandwidth/Low Presence/High Presence/Bass Distortion/Treble Distortionによる6種類へ拡張、ハイパス/ローパス・フィルターと4バンドのエンファシスEQを統合した拡張ユニットM-A-S Extendedに加えて、Amp RoomとModular用モジュールも収録。
HiFiサチュレーションからハードなディストーション/ファイナライザーとして利用できるマルチなハーモニック・シェイパーをDAWに。
ジェフ・トゥルゾ氏が設立したLAのハンドメイド・ブランドOverstayerは、エンジニア界ではかなり有名です。
トゥルゾ氏が機器をデザインし始めたのは自身で使うためでしたが、その並外れた設計に関する噂はゴシップのごとくサンセット通りに広がり、2009年にOverstayer Recording Equipment社が誕生したのです。
SoftubeのOverstayer M-A-Sプラグインでは、ハードウェアと同じサチュレーションとピーク抑制の機能性を有した2つのバージョンを用意。
1つがM-A-S、もう1つはトーン・シェープにフォーカスしたM-A-S Extendedです。もしアーチファクトがなくなれば、現代の音楽作品がどれだけ輝くか想像したことはありますか?
M-A-Sを使用すれば、コンプレッションのタイミングによるアーチファクトを発生させずに聴覚上の音量を上げることができます。
M-A-Sは激しいトランジェントを弱め、音源の個性と細部を強調して前面に押し出します。さらに、ピーク時の音の脆さや不均一も軽減します。
Overstayer M-A-Sプラグインは、トラックとバスのコンプレッション、リミッティング、バス・コンプレッションの代わりとなり、容易にミックスのバランスを整えることが可能です。
アナログ・ユニットの精密なレプリカとしてのOverstayer M-A-Sは、大型コンソールと互角の素晴らしいハーモニクスを生み出すだけでなく、非常に多用途であり活力をもたらすサウンドです。
ハードウェアではエンファシスは1種類ですが、プラグイン・バージョンでは6種類に増えています。
「Classic M-A-S」と命名されたオリジナルのエンファシスは、基本周波数をクリーンに保ち中域から高域にわたって作用します。
「Low Bandwidth」は高周波帯と低周波帯に作用し、中域には作用しません。
「Low Presence」はボーカルの周波数である高めの中域に作用して音を鮮明にします。
「High Presence」もボーカルの周波数を対象としますが、こちらは低めの高域に作用して輝きと空気感を加えます。
「Bass Distortion」は高域はそのままに低域を薄くしてトランスフォーマー風のサウンドにします。
「Treble Distortion」はサウンドの角を取りほぼテープに近い質に仕上げます。
タイプ分けされたエンファシスは、それぞれにふさわしい時と場所が想定されているため使い易さは明らかです。
とは言え、たまにはハーモニック・シェイピングの深淵を覗き込んでみたいものです。
そこでM-A-S Extendedの登場です。タイプ分けされたエンファシスはなく、代わりにレゾナント・ハイパス/ローパス・フィルターと、非常に柔軟な4バンドのエンファシスEQが用意されています。
これによってエンファシスに新たなコマンドを送り、全く新しいディストーション・サウンドをクリエイト可能です。
エネルギッシュかつ統一性のあるミックスをクリエイトするために、M-A-SとM-A-S Extendedのどちらにも「Dual」モードと「2ND」モードが用意されています。
「Dual」では、信号パスに別の段が直列接続されます。これによって2つの段で負荷が分散され、複雑さと活力を備えた迫力のあるハーモニクスが生まれます。
これはディストーション/サチュレーション段の後でボーカルがぼやけてしまった場合に最適です。
「2ND」では回路をより強い第2倍音の成分に対して応答させ、明るく活力のあるディストーション・サウンドを作成します。
M-A-SプラグインとM-A-S Extendedプラグインに加え、Amp Room用モジュールとModular用モジュールも収録しています。
Amp Roomでは、M-A-Sモジュールをギター・アンプ前段のブースト・ペダルとして使用したり、ミックス内でのギター・トラックの据わりを良くするファイナライザーとしても利用できます。
M-A-S for Amp Roomでパフォーマンスすれば、少し押し返されるようなアンプに近い感覚が得られます。プリの最終段としてM-A-S for Modularを使用すれば、シンセ・セクションを厚くすることができます。
Amp RoomやModularでの制作プロセスにM-A-Sのハイファイ・サチュレーションを組み込めば、催眠術をかけたかのような夢見心地のシンセ、ギター、ベース・サウンドが生まれます。
以前からOverstayer社のファンであったSoftubeは、コラボレーションを提案したところ、創設者であり設計者でもあるジェフ・トゥルゾ氏もコラボレーションを望んでくれていることを知りスタートしたのです。
Overstayer M-A-SおよびM-A-S Extendedプラグインのデザインもサポートしてもらい、ユーザー・インターフェイスからチューニングに至るまで、ほぼ全てが共同作業だったのです。
クリエイティブでクール、そして奇想天外なアイデアに満ちた彼は、Softubeの掲げる「ロックな科学」に通じるものがあります。
M-A-Sプラグインおよびモジュールを通じて、Overstayer社初の公認ソフトウェアをリリースすることができ、Softubeはこの上なく光栄です。
M-A-S
M-A-Sは単なるディストーション・プラグインではなく、優秀なハーモニック・シェイパーです。この独特なデザインは、トラック、バス、ミックス・バス、マスターでの使用に最適です。その特化された機能とシンプルなインターフェースによってDAWの柔軟性が向上し、より正確にエンファシスを制御できるようになります。M-A-Sはあらゆるサウンドにエッジを少しだけ付与してくれます。
M-A-S Extended
M-A-S Extendedは、ハーモニック・シェイピングを深く追求するために役立つ拡張したユニットです。M-A-Sと同じ機能に加えて、レゾナント・ハイパス/ローパス・フィルターと非常に柔軟な4バンドのエンファシスEQを備えています。
Amp Room対応
Overstayer M-A-Sには、Softubeのギター&ベース・プラットフォームAmp Room用のモジュールも収録されています。Amp Roomはプロフェッショナル・クオリティのギター/ベース・プラットフォームで、スタジオ・エフェクトやクラシック・アンプ、キャビネット、ペダルと組み合わせることで、そのままでスタジオ・クオリティのトーンが仕上がります。
Modular対応
M-A-SをSoftubeのモジュラー・プラットフォームであるModularでも利用可能!ドイツのEurorackモジュラー・メーカーDoepfer Musikelektronik社との緊密な連携の元で開発され、本物のアナログ・モジュラー・サウンドと柔軟性、拡張性が備わっており、M-A-SをDoepfer、Buchla、Intellijelなどほぼ全てのモジュールにパッチ可能です。