80年代を象徴するストーン・ルームの残響を
獲得予定ポイント: 46
フィル・コリンズは、世界的ヒット曲「 In the Air Tonight 」にて爆発的ともいえるドラム・サウンドを録音し、歴史にその名を刻みました。収録ルームの石壁による独特な残響、さらにハードに圧縮されたサウンドは、80年代を代表するドラム・サウンドといえるでしょう。ピーター・ガブリエルの「Intruder」をはじめ、多くのヒット曲で使用された、ヘビー・リバーブとマッシブ・コンプレッションのコンビネーションは、それ以降の音楽に多大な影響を与えることになりました。
フィル・コリンズが在籍するプログレッシブ・ロック・バンドのジェネシスは、ホーム・スタジオであるイギリスの「フィッシャー・レーン・ファーム」でその魔法のサウンドを再現するため、オリジナルのエンジニアであるヒュー・パジャムに依頼し、あの象徴的なドラム・サウンドを生み出した「タウンハウス・スタジオ」と同じスペックのストーン・ルームを建設します。残念なことに、現在この2つのスタジオは存在しませんが、IKはこの残響を永久に手に入れることができなくなる前に、フィッシャー・レーン・ファームを独占的に取材する許可を取りました。
The Farm Stone Room は、この希少なライブ・ルームの残響を、後世に伝えるために登場したのです。
The Farm Stone Room は、シングル・パネルのインターフェースを使用することにより、T-RackS を使ったことがなくても、直感的に操作できるレイアウトになっています。オリジナルの空間にいるような感覚で、音作りに集中することができるでしょう。
The Farm Stone Room は、2系統の信号をミックスしてサウンドをデザインできるリバーブです。MONO CRUSH チャンネルでは、ビンテージの STC® 4021 Ball & Biscuit を使用してモノラルで集音し、ビルトインされた SSL® Listen Mic Compressor (LMC) を通すことにより、ダーティーでパンチのあるサウンドを作ることができます。MONO CRUSH チャンネルの信号は、Neumann® U87s によるステレオのルーム・マイクとブレンドされます。まさに、フィル・コリンズの「 In the Air Tonight 」、ジェネシスの「Mama」、ピーター・ガブリエルの「Intruder」のようなドラム・サウンドを単体のソフトウェアで再現できるのです。
The Farm Stone Room は、フィッシャー・レーン・ファームの石壁のライブ・ルーム、つまり、そのモデルとなった伝説的なタウンハウス・スタジオのストーン・ルームに最も近いサウンドを再現します。
ソフトウェア上では、単に石壁のルームによる残響だけでなく、プロデューサー兼エンジニアのヒュー・パジャムとニック・デイビスが、フィッシャー・レーン・ファーム、タウンハウス・スタジオで行っていたように SSL® 4000G コンソール を通したトータルの音作りが行えます。
フィッシャー・レーン・ファーム、タウンハウス・スタジオは、もう存在しません。そして、石壁を使用した同じようなスタジオは、世界でもほとんど残っていないのです。このためIKは、ジェネシス、デイブ・カーズナー、ニック・デイビスらの協力のもと、閉鎖前のフィッシャー・レーン・ファームへの取材を重ね、その空間のすべての要素を完全に捉え、ソフトウェアとして再現したのです。
何十年もの間、アーティスト、プロデューサー、エンジニアは、ドラムをよりマッシブなサウンドにする方法を模索してきました。素晴らしいドラム・サウンドを作る重要な要素の1つとして、部屋鳴りを再現するルーム・エミュレーション・リバーブが挙げられます。すでにリリースされている Sunset Sound Studio Reverb、FAME Studio Reverb が多くのユーザーから支持を得ているのは、このようなルーム・エミュレーションの重要性を多くのクリエイターが意識しているからです。The Farm Stone Room は、特別な石造りのルームでのみ得られるサウンドを、リアルに再現しています。
80年代を代表するドラム・サウンドから、現代のロックやヒップホップで使えるパワフルなサウンドまで、The Farm Stone Room でなければ得られない空気感をお楽しみください。
T-RackS 5 の一員として、他のモジュールと柔軟に組み合わせて使用できます。単体プラグイン、またはT-RackSシェル・プラグインとして、DAW内で他のプロセッサーと組み合わせることも可能です。
T-RackS 5シェルは、プラグイン、またはスタンドアロンとして使用可能です。シェル内では最大16種類のプロセッサーを、シリアル/パラレル接続してシグナル・チェインを構築し、A/B/C/Dの各設定の聴き比べも容易です。オーディオ・エンジンは192kHz、32-bit浮動小数点対応です。
Space Delayは、T-RackS 5モジュールの一員として、他のモジュールと柔軟に組み合わせて使用できます。単体プラグイン、またはT-RackSシェル・プラグインとして、DAW内で他のプロセッサーと組み合わせることも、スタンドアロン版でマスタリング用モジュールの一つとして使用することも可能です。
T-RackS 5シェルは、プラグイン、またはスタンドアロンとして使用可能です。シェル内では最大16個のプロセッサーを、シリアル/パラレル接続してシグナル・チェインを構築し、A/B/C/Dの各設定の聴き比べも容易です。オーディオ・エンジンは192kHz、32-bit浮動小数点対応です。
Mac® ( 64bit )
最低動作環境: Intel Core™ 2 Duo 以上のプロセッサ, 4GB RAM( 8GB 推奨 ), Mac OS X 10.9 以降
プラグインフォーマット: Audio Units, VST 2 / 3, AAX
Windows® ( 64 bit)
最低動作環境: Intel® Core™ Duo または AMD Athlon™ 64x2, 4 GB RAM( 8GB 推奨 ), Windows 7 / 8 / 10
プラグインフォーマット: VST 2 / 3, AAX , ASIO準拠のサウンドカード
製品を購入後、製品を登録するのに必要なシリアルナンバーと、各種ダウンロード先URL、登録手順をご案内したメールがお客様宛てにメールで届きます。このご案内にそって、製品の登録、入手、インストールを行ってください。