ヴィンテージ・デジタル・リバーブ

HD Cartは、画期的なデジタル・リバーブ用の拡張カートリッジの再現を、完全に新しいレベルに到達しました。このクラシック・デジタル・リバーブを、最新のプラグインの利便性を備えたサラウンドでご体験ください。

当初はクアッド(4チャンネル)と5.1でのみ利用可能でしたが、Atmos互換の時代に合わせて、この本物のリバーブを7.1と7.1.6用にアップグレードしました。HD Cartは、その特徴的なレガシー空間やルームの感触と雰囲気を、プロジェクト、そして現代的なサラウンド・ワークフローに対して理想的な形で提供します。

HD CartはメモリーとCPU占有率が低く、魅力的なコーラス、柔軟なダイナミクス、クラシックなゲート処理、大幅に拡張されたフィルター機能など、便利な改良点も豊富に用意されているため、伝統的な空間がミックスの重要な部分である場合に、理想的な主力のリバーブになります。

「HD Cartは、誰もが知っていて敬愛すべきクラシック・リバーブ サウンドを美しくキャプチャし、可能な限り最も音楽的な方法でレコーディングに命を吹き込みます。CPUメーターを動かさずに、大量のサラウンド・インスタンスを使用できます。本当に素晴らしい!」

Scott Michael Smith

グラミー受賞のミキシング・エンジニア: レヴェナント:蘇えりし者(The Revenant)、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語(The Handmaid’s Tale)、ミニオンズ・フィーバー(Minions: The Rise Of Gru)、ムーンナイト(Moon Knight)

無二のヘリテージ・リバーブ

これは、クアドラフォニック・フィールドの初期反射と残響効果を考慮した最初のサラウンド・アルゴリズムの1つで、実機ハードウェアのデュアルボード設計を他のどこにもない方法で限界まで押し上げました。

この再現には、オリジナルの高密度ステレオ・モード、クアドラフォニックおよび特別な5.0ルーティング構成だけでなく、オリジナル・アルゴリズムと制御の概念に忠実でありながら、さらに高密度のステレオと7.1.6サラウンド対応までの拡張も含まれます。

サラウンド領域のレベル、フィルター、タイミング・コントロールによっ活気ある真にダイナミックな空間とスピンとワンダを使用した、他に類を見ない特徴的な初期反射をご体験ください。

サラウンド・モードでは、リバーブを前方に押したり、中央に残して反射密度を高くしたり、シミュレートされた空間の後方に移動したりすることが可能です。

「このHD Cartから溢れ出る雰囲気には、想像を超えた個性と深みがあります。 私はこのサウンドに再び恋に落ちました - サラウンドまたは Atmosリバーブ・リターンとして利用できることは、本当に完全なパッケージです!」

Jason LaRocca

音楽プロデューサー、ミキシングエンジニア: モービウス(Morbius)、デューン 砂の惑星(Dune)、サイバーパンク 2077(Cyberpunk 2077)

空間コントロール

実機ユニットで利用可能なコントロールとその特性は、HD Cartで完全再現されており、そしていくつかの領域で拡張と改善が行われています。

スプレッドは、リバーブがソースに必要な空間を確実に与えるように、強力な部屋を包み込むコントロールを提供します。サイズとリバーブ・タイムは、知覚される部屋のサイズと残響の長さを調整します。

初期および後期のリバーブ・ロールオフ・コントロールが拡張され、通常の6dB/octに加え、12、18、および24dBの傾斜が追加され、従来よりもはるかにリアルな残響特性を持つ明るい反射のある部屋を作成できます。 前に可能。

このリバーブ伝統のスピンとワンダー効果は、綿密に研究され、再現しました。変化する音響テクスチャーを備えた豊かで複雑なモジュレーション・シーケンスのために、独立した反射とリバーブ・コーラスで、このことを補完することができます。

完全なパラメーター・ロックやプリディレイのDAWテンポ同期など、最新のプラグインの基本機能が逃すことなく含まれています。

「HD Cartのサウンドはとても素晴らしいです!今日使用しましたが、素晴らしいしかありません。ミキシングしていた曲にぴったりのリバーブを見つけるのに、ほんの数秒しかかかりません。」

Romesh Dodangoda

グラミーノミネートのプロデューサー:Bring Me The Horizon、Motorhead、Funeral For A Friend

ダイナミクスとEQ

ダイナミクス

リバーブにダッキング加えることは、リバーブ音がドライ信号を圧倒するのを避けるためによく使用される手法です。このことで、ミックス内の空間、フレーズ間の空白を、効率よくリバーブで埋めることができます。多くの場合、このことでミックス全体の明瞭度が向上します。(反射ではなく)リバーブのみをダッキングすることで、過度のリバーブ終端とドライ音の競合を回避し、明瞭度を損なうことなく、初期の部屋の空間効果を保持できます。HD Cartでは、リバーブ、反射、またはその2つの組み合わせのダッキングを選択できます。

ダイナミクス・モジュールは、反射、リバーブ、ウェット、または入力信号の処理のためにコンプレッション・モードに切り替えることもできます。

ゲート

ゲート・リバーブは、リバーブ信号がスレッショルドを下回ったときにそのレベルを急速に下げるために使用され、80年代のドラム/スネアの制作テクニックの定番でしたが、現代の制作スタイルでも多く使用されています。

EQ

この高中低の3バンドEQは、ミックスされたリバーブに仕上げタッチに使用します。

現代の定番クラシック・リバーブ

最初のリリースでは、最新のDAWにビンテージ・アルゴリズムの導入によって達成されました。 2022年、HD Cartはこれまでで最大のアップデートを受け、この定番クラシックを真に現代にもたらします。何よりも、これは既存ユーザーに無料提供します!そして新機能は次のとおりです:

• 7.1.6 Atmos作業に対応
• 200以上の追加プリセット
• 新しいコーラス・モジュレーション・タイプ
• プリディレイのDAWテンポ同期
• ダイナミクス(ダッカー、ゲートとコンプレッサー)
• 新しいEQモードとマスターEQセクション
• ビジュアルの刷新と表示スケール変更
• 包括的なパラメーター・ロック

「特筆すべき点は、両方のエンジンを組み合わせた洗練されたアルゴリズムです。HD Cartは音楽ミックスに完璧にフィットします。」

Paul White

Sound On Sound誌 (2018年6月号)

「定番480リバーブの拡張カードの7.1.2バージョンです!これは私のAtmosテンプレート・セッションに直接入ります!まず、即座にエネルギーと音楽性を追加するルーム・プリセットに、本当に感銘を受けました。」

Al Riley

Tricky、Coldcut、Soul II Soul