サンプリングとモデリング技術の融合 実機の Wurlitzer© Electric Pianoと違わない響きと演奏感を実現
獲得予定ポイント: 125
サンプリングとモデリングの融合
VTinesとB-5 Organと同様、我々はシンセサイザー技術とサンプリングを融合し、高次元での演奏表現と変化、そしてリアルサウンドの両方を可能にしました。
VReeds たった70MB容量で、実機の Wurlitzer© Electric Pianoと違わない響きと演奏感を実現し、実機の特性をありのまま再現しました。(実際に127ヴェロシティを演奏したビデオでその偽りのない響きをご確認ください。)加えて、高いサウンドカスタマイズも可能です。
Wurlitzer Electric Pianosにはいくつかのモデルが存在しますが、最も有名のなのが200と200Aです。この2モデルの違いは僅かで、リードの厚みとアンプ回路のみですが、我々は敢えて2つともサンプリングし、画面で選択できるようにしました。
オーバービュー
実機との比較
VReeds Electric Pianoの画面
メイン画面 - ヴィブラート&リバーブコントロール
Wurlitzer 200スピーカー
Wurlitzer 206Aキャビネット
エフェクトパネル
ボイス&トーン設定
MIDI特性設定
- サンプリング・モデリングのハイブリッド仕様のWurlitzer© モデル200と200A
- 無段階ヴェロシティ
- 完璧なスタッカートとリリースサンプル
- 35の高品位プリセット
- 実機と同様に改造可能で、改造した結果も実機のウーリッツァピアノと同一
- 高精度に再現されたヴィブラート効果
- 細部まで再現されたWurlitzer© アンプシミュレーション:モデル200のスピーカーと206Aのキャビネットに加え、Fender Rhodes© suitcase と Twin Reverb©
- 8つの高品位エフェクトのエフェクトペダルボード
- 完全調節可能なMIDIレスポンス
- 自動キーボードヴェロシティ調節
VReedsは、2つのWurlitzerピアノ、200と200Aのリアルサンプルをベースにしています。2台ともオリジナルの状態に整備され、完全なヴィンテージウーリッツァサウンドと魅力をサンプリングする為にリードと動作が精密に調整しました。
我々のモデリング手法によって、100%連続した反応特性と極小サイズ(2モデルで70MB)と高いサウンドカスタマイズ性を目指しました。
そして、スタッカートやリリースが完璧に実機と同様で、フェードアウト使用せず、大き過ぎず、ただ完璧であることを目指しました。
VReedsはアコースティック信号(ACOUSTIC - 実機のウーリゥツァピアノの鍵盤とリード上にマイク収録した音)とDIを通したエレクトリック(ELECTRIC)の信号を自由に混ぜることが可能です。
トレブルとベースのシンプルなEQでサウンドを整えることが可能です。
ヴィブラートにも2つのコントロール:深さ(DEPTH)と速度(SPEED)が用意され、調節をすることが可能です。1つのノブで、2つのコントロールを操作し、「DEPTH」の箇所のクリックで、DEPTHとSPEEDの設定対象の切替をします。この部分はモデル200の回路を忠実に再現し、一般的な改造に倣って固定のヴィブラートレート(速度)を可変にし、テンポ同期も追加しました。
そして、とても一般的に使用されるエフェクトコントロール:リバーブをフロントパネルに置きました。FX画面に移ることなく、即座にリバーブ量の調節が可能です。
また、アンプシミュレーター(AMP)スイッチもフロントパネルに置き、マウスクリックで簡単にオンまたはオフに出来ます。
ノブ上のラベル:AMP、FX、MIDI、PREFSで、各設定画面のアクセス、プリセットの選択、保存などが行えます。
典型的なウーリッツァサウンドは、ほとんどのケースでヴィブラート効いています。
我々はこのオリジナルのヴィブラート回路の(モジュレーション波形から効き具合まで)慎重に再現しました。実機のモデル200のヴィブラート速度は固定であった故、実機でよく行われる改造:ヴィブラートスピード(レートコントロール)の追加と、実機では不可能なテンポ同期を加えました。
そしてウーリッツァには無いEQを増設し、フロントパネルで即座に調節できるようにしました。
Wurlitzers©の収録にはダイレクトアウトが一般的ですが、内蔵スピーカーも用いられます。
モデル200と200Aはフロントプレートの両端それぞれに小さなスピーカーが備えられています。モデル206と206A(ベージュ)は鍵盤の下に大きなスピーカーキャビネットが用意されています。
我々はこのスピーカーから発した響きをモノラルとステレオの両方を収録し、選択できるようにしました。そしてDIサウンドとの自由に混ぜることが可能で、VReedsを自由に楽曲に馴染ませることが出来ます。
VReedsでは4つのアンプ:モデル200の内蔵スピーカー、モデル206Aのキャビネット、(VTinesの)ローズアンプ、ツインリバーブを選ぶことが可能です。
これらのアンプは本来、ノイジーなモノである為、アンプノイズボタンを設けることで、ノイズの無い綺麗なサウンドとリアルな響きの両方を選ぶ事が可能です。
Wurlitzerはしばし、DIとアンプの両方で収録する事がありますので、それを再現する為に両方の経路の信号量を設定する事が可能です。
Wurlitzer©ピアノの演奏に、しばしストンプやエフェクトペダルが用いられます。従いまして、一般的に用いられるエフェクトを集めました。内蔵エフェクトはUVI製で、非常に高い音質と低CPU負荷が魅力です。
どのエフェクトもリアルタイム操作可能です。
パネルには8つのエフェクトが用意されています::
1- コーラス:UVI Thorus(多層コーラス)をベースにしたエフェクトで、スピードと深さ、クロスオーバー(コーラスの適用周波数)とミックス設定にアクセス出来ます。
2- フェイザー:UVI Phasor(フェイザー)をベースにしたエフェクトで、スピード、深さ、広がりを設定出来ます。
3- フランジャー: UVI Flangerをベースにしたエフェクトで、スピードと深さ、ミックス設定にアクセス出来ます。
4- ワウ:複数のワウモデルを選択できるエフェクトです。デフォルトのオート設定以外に、エクスプレッションペダルで操作することも可能です。
5- ディレイ:UVI Analog Tape Delayがベースのディレイエフェクトで、ディレイタイムとフィードバック、ミックス設定が可能です。
6- ロータリー:AcousticSamplesとUVIの共同開発による高精度のロータリースピーカーシミュレーションで、B-5 Organに装備されているのと同じものです。ここでは、ドラムとホーンバランス、スピード、トレモロ、三種類のスピードの設定が可能です。これをオンにした場合、Suitcase AMPは自動でバイパスされます。
7- サチュレーション:B-5 Organでも採用されているUVI Tube Saturationです。ドライブとレベルコントロール以外に、トレブルとベースコントロールによるデュアルバンドサチュレーション効果が得られます。サチュレーションをバイパスにするには、“0”に設定します。
8- リバーブ:UVI IRverbをベースにしたコンボルーションリバーブです。ここではストリング、プレート、あるいは実際の部屋の響きを選ぶことが可能です。そしてリバーブの長さ、ドライとウェットでリバーブ効果のバランスを整えます。ライブセッションをする場合やシーケンストラックで後処理をする場合は、“0”に設定してバイパスにします。
リバーブ以外、このパネル上のエフェクトは全てアンプ前に配置されています。リバーブは実際のレコーディングと同様、アンプ後に配置されます。
モデリングの醍醐味は豊かな表現だけではありません。カスタマイゼーションを提供するのも魅力の1つです。VReedsでは、実際のエレクトリックピアノを改造するように、自分好みに改造することが可能です。それはとても簡単で、壊れることもありません。
ウーリゥツァピアノの改造ではトップカバーを開け、ナットドライバーを使用して、リードとピックアップバーの距離を調節したり、ピックアップバーを曲げて響きを変えていきます。VReedsでも全く同じことが出来ます。ただし、ドライバーは不要です。
その他にもノート毎のパラメーターが沢山用意されています。これらのパラメーターは全ノート一括、またはマッパーを使用して個別設定出来ます。
このパネルではVReedsの響きを変えるパラメーターが数多く用意されています。以下、各パラメーターの解説です:
以下の2つのパラメーターは、音源全体の調節に使用します:
1- PEDAL VOLUME:ペダル操作時の動作音量を調節します。
2- REPETITION CONTROL:ペダルを踏んだ際に発生する効果で、同じノートを繰り返し打鍵した際のノートスタックによる強調または打ち消し効果になります。我々はこの効果を正確にモデリングし、忠実に再現しました。そしてこのコントロールはこの効果の調節に使用します。
その他のパラメーターは、ノート毎の調節が可能です。対象ノートの選択はSELECTIONメニューで行います。デフォルトではMIDIコントローラーなどで演奏したノートを対象にします(Current Note)。他に全ノート(All Note)、マッパー設定を使用した設定(Note by Note)が可能です。
a- PICKUP ANGLE:ピックアップは、ウーリッツァピアノが発音する二番目のコンポーネントです。この角度の設定によって、響きと倍音量を決定づけます。倍音を最大限に得る場合は真っ直ぐに設定し、曲げる事で倍音量が減少します。
c- REED/PICKUP DISTANCE:ピックアップとリードの距離を調節します。ピックアップはリードの振動を音声信号に変えるため、実機と同様、この設定はウーリッツァピアノの響きを決定づけます。実際はノート毎の低域と高域の響き具合を調節と共に、唸りや他のパラメーターへの影響します。しかし、VReedsでは、使い勝手のためにこのパラメーターの作用をあえて音量のみ限定しました。
d- VEL TONE:Hi = 高ヴェロシティ時の倍音量を調節します。Low = 低ヴェロシティ時の倍音量を調節します。
e- TONE BEND:ヴェロシティに増加に伴う倍音を調節します。最小設定にした場合、倍音変化は微細で、最大に設定した場合は簡単に最大の倍音量を得ることが出来ます。
f- DYNAMICS: 最低ヴェロシティ設定による演奏時のダイナミクスを調節します。デフォルト設定は、実機のダイナミクスを再現します。
g- BELL AMOUNT:鈴鳴り感は一般的にローズピアノの特徴として知られますが、ウーリッツァピアノの低域でもこの特徴があります。このノブで、ウーリッツァピアノの鈴なり感を決定づける重要なな要素=アタック調節します。
h- ATTACK AMOUNT:響きのアタック量を調節します。この設定はBELLとは個別に設定しますので、BELLを上げて鈴鳴り感を出す場合、このノブを下げます。逆に鈴鳴り感を減らした場合のアタック補正にも使用出来ます。
i- RELEASE VOLUME:ノートリリースを再現する要素です。この鍵盤機構によるノイズは、演奏時に実機を感じる重要な要素であり、このノブはその音量を調節します。
j- TUNE:ノートピッチの調節をします。
どのMIDIキーボードにも、固有のMIDIレスポンス特性があります。
MIDIマッパーはVReedsのヴェロシティ入力と出力の定義と調節をします。また、実際に演奏を記録して、その結果から 最適な特性を設定することも可能です。
この場合、リニアヴェロシティで数回繰り返すだけで、設定されます。
MIDIレスポンスマッパーによって、お手元のMIDIキーボードの特性とVReedsの特性をお好みに合致させます。
もし、ご愛用のキーボードの特性を熟知されているのであれば、画面のクリック&ドラッグで特性を描いて、Smoothボタンのクリックを繰り返すことで滑らかにすることが出来ます。
あるいは次の手順で特性を自動設定出来ます:
1- RECORDをクリックします。最低ヴェロシティから最大ヴェロシティまで、数回に分けて徐々に強く演奏をします。
2- もう一度RECORDをクリックすれば、演奏結果に合わせたヴェロシティカーブが設定されます。
精度の高い自動設定をする場合、RECORDボタンをクリックして終了をする前に、RE-TAKEボタンをクリックして、再度演奏をし、これを数回繰り返してからRECORDをクリックして自動設定を実行します。
製品登録には AcousticSamples のアカウントと iLok アカウントが必要です。どちらのアカウントも無料で作成できます。詳細についてはこちらをご覧下さい。
※AcousticSこのブロックを削除見出しコンテンツRich text editoramples の製品は UVI Workstation と同じエンジンのソフトウェア Falcon でも動作します。
iLoこのブロックを削除見出しコンテンツRich text editorkが必要
すべての AcousticSamples 製品は iLok によってコピープロテクションされています。ご利用には iLok アカウントが必要です。
iLok アカウントがあれば、コンピュータにライセンスお^さライズをして、利用出来ます。
この場合、専用のUSBドングル:iLokキーは不要です。
オーサライズされたライセンスはコンピュータではなく、専用の USBデバイスの iLok キーに保存することも可能です。
Acoustこのブロックを削除見出しコンテンツRich text editoricSamples製品は1ライセンスで 3つのデバイスに同時オーサライズして使う事が可能です。オーサライズデバイスは、PC、iLok問わず組合せは自由です。
iLok キーがご必要の場合はお近くの販売店でお買い求めください。既に iLok キーをお持ちの方は新たにご用意する必要はありません。(V1、V2、V3のいずれでもご利用できます。)